伯父さんx憑かれ京一郎
とうとう書いてしまった。
なんか色々地雷踏んでると思います。
気をつけてくださいませ。
________________________
「京一郎君。大丈夫かい?」
心配そうな顔をした伯父が、ベッドに横たわる京一郎の顔を覗き込む。
京一郎は儚げに笑って、咳き込みながら答えた。
「すみません伯父さん…げほっ…わざわざ来ていただいて…」
いかにも優等生な言葉を投げかける。
京一郎は笑い出しそうになるのを堪えながら、苦しそうな振りをする。
熱があるのは本当だ。
高熱と言える体温だが、動くのが不可能なほどではない。
「いいんだよ。故郷から離れて不安も多いだろう。安心して頼りなさい」
風邪を引いた京一郎のために、食品や薬を色々と持ってきたらしい。
それを机に置きながら、優しげに笑う伯父。
ーやっぱりいいな。
京一郎は心中でにやりと笑った。
”情報”は知っている。
いわゆる武器商人をやっている伯父。
見た目は整っていて性質も一見穏やか。
何度接触してみてもその通りの人間で、崩れることはなかった。
だが、京一郎は期待していた。
心底の善人が武器商人などできるはずがない。
巨大な組織を動かし、運営する能力のあるはずがない。
家族に見せる顔と、それ以外の顔があるはず。
ーそれ以外の顔が見たい。
京一郎は以前から強く思っていた。
「伯父さん…僕、」
か弱い声を出す。
「ん?どうしたんだい」
優しく笑いながら近づいてくる叔父。
ーそうだ。もっと近づいて来い。
「京…ーーー」
ベッドのすぐ横まで伯父が来た時、京一郎は叔父の手をおずおずと握った。
「ごめんなさい…心細くて…少しだけ、ここに、いてもらえませんか」
熱で潤んだ目で伯父を見上げる。
そしてもう片方の手でさらに叔父の手を包む。
微弱ながらも伯父の動揺が伝わってくる。
「あ、あぁ。もちろんだよ。今日はもう仕事はないし、妻にも事情を話して、ここにいよう」
動揺は一瞬で消え失せ、また穏やかな伯父に戻った。
手を握ったまま、京一郎は勝利を確信した。
”柊京一郎”の身体を手に入れてから数ヶ月。
元々男が好きだった”俺”は、この美しい顔と身体を手に入れた。
ただでさえ久しぶりの生身の身体なのだ。
学業に力を入れつつ、男を漁った。
少し色目を使えば、男はみんな落ちた。
この身体は見た目も感度も最高だった。
学友も何人か試した。
高瀬とかいう奴が一番駒として使える上に、身体の相性も良かった。
今でも関係は続けている。
だが違う。
京一郎が一番欲しいのは、伯父。
自分の伯父なのだ。
伯父は手を振りほどくこともなく、ベッドの傍に椅子を置いて座っていた。
どれくらいそうしていただろうか。
ぽつりと伯父が言葉を漏らし始めた。
「京一郎君」
うとうとしていた京一郎は、突然の呼びかけに目を覚ます。
「…はい?」
伯父は窓の外に視線をやったまま、続ける。
「学業をよく修めているようだね。噂は聞いているよ」
どうも褒めている態度とは思えないのだが、京一郎は笑って返した。
「ありがとうございます」
少しの沈黙。
窓の外から視線を戻し、伯父は京一郎の目を見つめて口を開いた。
「私はね。遊びも学生の特権だと思っているよ。だがね、その、あまり良くない噂を聞いたものでね」
ーああ、伯父の耳に入ってきたのか。
京一郎は笑った。
軍関係者とも色々寝てきた。
そこと取引のある伯父の耳に噂が入ったのだろう。
とても自然なことだ。
わかっているが、あえて聞いた。
京一郎の声音に、色が乗った。
「…どんな噂ですか?」
京一郎は上半身をゆっくりと起こして、微笑んだ。
「君が、不特定多数の男性と寝ている、と」
感情の読めない伯父が、京一郎をじっと見つめて言った。
京一郎は微笑んだまま伯父を見つめた。
ーああ、やはり好みだな。
「……伯父さんはどう思いますか?」
「…私はもちろん否定したよ。君はそんなことをする男じゃない」
視線を逸らさぬまま、伯父が言い切る。
「そんな男では、なかったんだよ。………君は、京一郎君ではないね?」
どきりとした。
「…何を言ってるんですか?」
「薄々おかしいとは思っていた。どうにも以前と雰囲気が違う。何度会話しても君は京一郎君そのものなのに、……しかし君は京一郎君ではない」
心の奥の奥まで見透かされそうな視線。
バレていたのか。
そうか。
笑い出しそうになるのを堪えながら、京一郎は首を傾げた。
「やだなぁ伯父さん。僕は京一郎ですよ…?」
熱で火照っている身体が、さらに熱くなってくる。
乾いた唇をぺろりと舐めて、伯父を見上げる。
「京一郎君……」
伯父が笑う。
その笑みは親族に向ける穏やかなものではなく、世界の裏側を見てきた男のそれ。
どこか威圧感のある、強者のもの。
「悪い子だ」
手を強く握り返され、反対の手がそっと頬に添えられた。
ひんやりとした感触にぴくりと身体が反応する。
京一郎はうっとりとして伯父を見上げた。
「伯父さん…僕、身体が熱い…」
猫を被っているのか、猫を被らされているのか、もはやわからない。
ただ京一郎は、伯父という皮を被った強い雄に屈服した。
抱かれたくて堪らなかった。
「ふふ、しょうがない子だな」
ゆっくりと唇を塞がれる。
鼻腔をくすぐる伯父の香水。
煙草の匂いと伯父の体臭と混ざって、京一郎を夢中にさせる。
ちゅ、ちゅと唇を貪られながら、京一郎は徐々にベッドへと押し倒されていった。
なんか色々地雷踏んでると思います。
気をつけてくださいませ。
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「京一郎君。大丈夫かい?」
心配そうな顔をした伯父が、ベッドに横たわる京一郎の顔を覗き込む。
京一郎は儚げに笑って、咳き込みながら答えた。
「すみません伯父さん…げほっ…わざわざ来ていただいて…」
いかにも優等生な言葉を投げかける。
京一郎は笑い出しそうになるのを堪えながら、苦しそうな振りをする。
熱があるのは本当だ。
高熱と言える体温だが、動くのが不可能なほどではない。
「いいんだよ。故郷から離れて不安も多いだろう。安心して頼りなさい」
風邪を引いた京一郎のために、食品や薬を色々と持ってきたらしい。
それを机に置きながら、優しげに笑う伯父。
ーやっぱりいいな。
京一郎は心中でにやりと笑った。
”情報”は知っている。
いわゆる武器商人をやっている伯父。
見た目は整っていて性質も一見穏やか。
何度接触してみてもその通りの人間で、崩れることはなかった。
だが、京一郎は期待していた。
心底の善人が武器商人などできるはずがない。
巨大な組織を動かし、運営する能力のあるはずがない。
家族に見せる顔と、それ以外の顔があるはず。
ーそれ以外の顔が見たい。
京一郎は以前から強く思っていた。
「伯父さん…僕、」
か弱い声を出す。
「ん?どうしたんだい」
優しく笑いながら近づいてくる叔父。
ーそうだ。もっと近づいて来い。
「京…ーーー」
ベッドのすぐ横まで伯父が来た時、京一郎は叔父の手をおずおずと握った。
「ごめんなさい…心細くて…少しだけ、ここに、いてもらえませんか」
熱で潤んだ目で伯父を見上げる。
そしてもう片方の手でさらに叔父の手を包む。
微弱ながらも伯父の動揺が伝わってくる。
「あ、あぁ。もちろんだよ。今日はもう仕事はないし、妻にも事情を話して、ここにいよう」
動揺は一瞬で消え失せ、また穏やかな伯父に戻った。
手を握ったまま、京一郎は勝利を確信した。
”柊京一郎”の身体を手に入れてから数ヶ月。
元々男が好きだった”俺”は、この美しい顔と身体を手に入れた。
ただでさえ久しぶりの生身の身体なのだ。
学業に力を入れつつ、男を漁った。
少し色目を使えば、男はみんな落ちた。
この身体は見た目も感度も最高だった。
学友も何人か試した。
高瀬とかいう奴が一番駒として使える上に、身体の相性も良かった。
今でも関係は続けている。
だが違う。
京一郎が一番欲しいのは、伯父。
自分の伯父なのだ。
伯父は手を振りほどくこともなく、ベッドの傍に椅子を置いて座っていた。
どれくらいそうしていただろうか。
ぽつりと伯父が言葉を漏らし始めた。
「京一郎君」
うとうとしていた京一郎は、突然の呼びかけに目を覚ます。
「…はい?」
伯父は窓の外に視線をやったまま、続ける。
「学業をよく修めているようだね。噂は聞いているよ」
どうも褒めている態度とは思えないのだが、京一郎は笑って返した。
「ありがとうございます」
少しの沈黙。
窓の外から視線を戻し、伯父は京一郎の目を見つめて口を開いた。
「私はね。遊びも学生の特権だと思っているよ。だがね、その、あまり良くない噂を聞いたものでね」
ーああ、伯父の耳に入ってきたのか。
京一郎は笑った。
軍関係者とも色々寝てきた。
そこと取引のある伯父の耳に噂が入ったのだろう。
とても自然なことだ。
わかっているが、あえて聞いた。
京一郎の声音に、色が乗った。
「…どんな噂ですか?」
京一郎は上半身をゆっくりと起こして、微笑んだ。
「君が、不特定多数の男性と寝ている、と」
感情の読めない伯父が、京一郎をじっと見つめて言った。
京一郎は微笑んだまま伯父を見つめた。
ーああ、やはり好みだな。
「……伯父さんはどう思いますか?」
「…私はもちろん否定したよ。君はそんなことをする男じゃない」
視線を逸らさぬまま、伯父が言い切る。
「そんな男では、なかったんだよ。………君は、京一郎君ではないね?」
どきりとした。
「…何を言ってるんですか?」
「薄々おかしいとは思っていた。どうにも以前と雰囲気が違う。何度会話しても君は京一郎君そのものなのに、……しかし君は京一郎君ではない」
心の奥の奥まで見透かされそうな視線。
バレていたのか。
そうか。
笑い出しそうになるのを堪えながら、京一郎は首を傾げた。
「やだなぁ伯父さん。僕は京一郎ですよ…?」
熱で火照っている身体が、さらに熱くなってくる。
乾いた唇をぺろりと舐めて、伯父を見上げる。
「京一郎君……」
伯父が笑う。
その笑みは親族に向ける穏やかなものではなく、世界の裏側を見てきた男のそれ。
どこか威圧感のある、強者のもの。
「悪い子だ」
手を強く握り返され、反対の手がそっと頬に添えられた。
ひんやりとした感触にぴくりと身体が反応する。
京一郎はうっとりとして伯父を見上げた。
「伯父さん…僕、身体が熱い…」
猫を被っているのか、猫を被らされているのか、もはやわからない。
ただ京一郎は、伯父という皮を被った強い雄に屈服した。
抱かれたくて堪らなかった。
「ふふ、しょうがない子だな」
ゆっくりと唇を塞がれる。
鼻腔をくすぐる伯父の香水。
煙草の匂いと伯父の体臭と混ざって、京一郎を夢中にさせる。
ちゅ、ちゅと唇を貪られながら、京一郎は徐々にベッドへと押し倒されていった。
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この記事にコメントする
伯父京!!!
- あやともゆう
- 2014/06/25(Wed)22:06:46
- 編集
(*´д`*)
僕…本当に地雷なかったみたいです。
というかぐる子さんに僕の性癖暴かれていってます。
伯父さん、京ちゃんじゃないって気付いちゃったのね。
はわわーーー(´∩///∩)っていうか、つづき!つづきをはよぅ…!!
僕…本当に地雷なかったみたいです。
というかぐる子さんに僕の性癖暴かれていってます。
伯父さん、京ちゃんじゃないって気付いちゃったのね。
はわわーーー(´∩///∩)っていうか、つづき!つづきをはよぅ…!!
>ゆうさん
- ぐる子
- 2014/06/26(Thu)20:48:12
- 編集
いつもありがとうございます><*
うへへ、性癖暴いちゃいましたか♡
かくゆー私もフォロワ様に暴かれた性癖でした///
伯父京とは…(カッ)という感じで////
つづ…くのかな?
続きまたノったら書くかもです(/ω\*)
うへへ、性癖暴いちゃいましたか♡
かくゆー私もフォロワ様に暴かれた性癖でした///
伯父京とは…(カッ)という感じで////
つづ…くのかな?
続きまたノったら書くかもです(/ω\*)
無題
- クリ山
- 2014/06/27(Fri)00:35:15
- 編集
ンンンン!続きは…そろそろアップかにゃー~(=^・ω・^)ノ☆
しかし凄いビッチ…き、きょうちゃんの顔と声で、一体どんな風に軍関係者まで誘ってきたのさ!その色が乗った声というのを聞かせて!CDだして!!
というか案外伯父さんノリノリで京ちゃんに襲いかかりそうでわろたwwwよし、もっとやれwww
あ〜この先どうなるのかな〜?楽しみだなぁ〜(*´w`*)
しかし凄いビッチ…き、きょうちゃんの顔と声で、一体どんな風に軍関係者まで誘ってきたのさ!その色が乗った声というのを聞かせて!CDだして!!
というか案外伯父さんノリノリで京ちゃんに襲いかかりそうでわろたwwwよし、もっとやれwww
あ〜この先どうなるのかな〜?楽しみだなぁ〜(*´w`*)
>クリリン
- ぐる子
- 2014/06/28(Sat)16:02:13
- 編集
続きはまだ全然書いてないww
ビッチな京ちゃんて萌えるんだよね…
へへ…
そらもう、軍付近をちょろりんこしてればね、声かけられるよ!あと伯父さんに連れられて社交界行って声かけたりかけられたりでしょうね♡絶対お盛んです♡♡声は私も聞きたいww鯱さんCDお願いしますwwww
伯父さん絶対二面性あると思うんだ~~!!普段ニコニコ優しすぎて胡散臭いもの!!(ひどい)黒伯父さんには頑張っていただきたい///
いちおー軽くプロットは書いてるので、またノった時に書きます///いつもコメ&拍手&お尻ありがとね~ヽ(*´∀`)ノ
ビッチな京ちゃんて萌えるんだよね…
へへ…
そらもう、軍付近をちょろりんこしてればね、声かけられるよ!あと伯父さんに連れられて社交界行って声かけたりかけられたりでしょうね♡絶対お盛んです♡♡声は私も聞きたいww鯱さんCDお願いしますwwww
伯父さん絶対二面性あると思うんだ~~!!普段ニコニコ優しすぎて胡散臭いもの!!(ひどい)黒伯父さんには頑張っていただきたい///
いちおー軽くプロットは書いてるので、またノった時に書きます///いつもコメ&拍手&お尻ありがとね~ヽ(*´∀`)ノ
