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見合い話の館千2

続いてしまった見合いの話。
千家視点、最後は館林視点。
ただのエロになってしまいました。
__________

床に脱ぎ捨てられた上着。
放られたベルト。
シャツとパンツだけで二人はベッドに倒れ込んだ。


熱く濡れた唇が触れ合う。
何度も吸い合っては離れる。
互いの両手で相手の肉体を確かめ合うように弄り合う。
手のひらに館林の熱を感じる。
普段よりも少し高い。

鍛えられた胸筋を撫でる内に、突起がぷくりと現れてきた。
乱れた息でくすりと笑いながら、千家はそれをくるくると弄った。
館林が息を詰める。

仕返しだと言わんばかりに、館林も千家の胸を重点的に愛撫し始めた。
やがて同じように突起をなぞる。
が、まどろっこしいと千家のシャツをまくりあげた。
敏感になっている突起が露わになる。
そのまま唇を寄せて吸い始める。

自分と同程度かそれ以上の立派な体躯の男が、赤ん坊のように乳首を食む。
乳輪を舐め上げる。
倒錯的な光景が千家の身体をさらに敏感にする。

「んっ、はぁ…、ぁッ…」

ねっとりとした吐息が千家の口から零れる。
その度に館林は雄の匂いを増していく。
獣の目は真っ直ぐに千家を犯した。

熱くて硬い男の証が、千家の身体に何度も触れる。
覚えてしまった奥がずくりと疼く。

「ん、ふ、」
「く、千家…っ」

館林は熱心に千家の身体を愛撫した。
噛み付いては舐めて、吸い上げては舐めた。

その度に千家は声を押し殺した。
唇を噛んでいると館林が意地悪に笑う。
もっと声を聞かせて欲しいと言って歯列を舌でこじ開ける。
水気を含んだ声が漏れる。

普段と逆の精神関係に多少の苛つきを感じながらも、こんな館林が嫌いでない。
堅物の頬が上気し、欲情を孕んだ目で自分を見つめる。
本能のままに求める。
千家はこの征服感を心地よく思っていた。

恍惚と雄を感じていると、とうとう館林の手が千家の男根に触れ始めた。
全く触られなかったにも関わらず、それはぐっしょりと下着を濡らしていた。
そんな様子に満足しながら、館林は下着ごと千家のそれを扱く。

「あ、ぁあ、…っ館林…!」
「っ…、ぐしょぐしょ、だな…」

千家も館林の男根に手を伸ばした。
千家以上に熱くて硬いそれは、ねっとりと濡れそぼっていた。

「、ふ、貴様こそ、…んッ…はぁ、」

互いの額をくっつけ合って、じゅぷじゅぷと擦り合う。
時折上目遣いに相手を確かめる。
汗を滲ませながら眉根を寄せる館林は野性的に美しい。
この表情を知っているのは自分だけだという優越感が、千家の気持ちをさらに浮上させる。
もっと見たい。もっと強く。
男根を愛撫する手を加速させた。
早く、早く、この先を。

「く、ぁ…!」
「……ッん、!」

びくんびくんと痙攣しながら館林が放った。
震えるような満足感を感じ、千家も白濁を吐き出した。

「はぁ、はぁ…」

二人は向き合ってぐったりと脱力した。
抱き合うでもなく、ただ微妙に額は触れ合ったまま。


快楽の余韻から、ぴくん、と千家の陰茎が震えた。
ぽたりと先端から残滓が零れる。
館林はそれを見るなり、おもむろに手を伸ばして陰茎に触れた。
何を言う間もなく、亀頭を指で挟んで残った白濁を絞り出した。

「…ふぁっ」

不意打ちにおかしな声が漏れる。
思わず口を押さえて館林を睨んだ。

「ふふ、もったいないだろう?」

いたずらっ子のように笑い、指に付いた白濁を舐め取る。
館林の唇に光る自らの体液を見ていると、力を失っていた分身が徐々に熱くなってくる。

「……館林…」

右手で館林の頬をなぞり、じりりと近寄った。
館林の男根もすっかり力を取り戻していた。

「千家」

濡れそぼった二人は再び重なり合い、今度は後孔を犯された。

背後に館林の吐息を感じるのは嫌いじゃない。
腰を掴んで激しく突かれながら、前を自ら擦り上げる。
早く出したい。館林を感じながら、もう一度。

「あ、あっ、あ!」
「、千家っ…千家…!」

口の端から唾液が溢れ出る。
揺さぶられて汗が散る。
二人が同じ方向に高まって行って、そして果てた。


***


館林は憂鬱な表情で眠る千家を見つめた。

この男に対する感情は一言では片付かない。
幼馴染であり、同級であり、好敵手であり。

恋仲。

違う。
ただただ、この男を思うと胸が張り裂けそうになるだけだ。
触れたくて、手に入れたくて、自分の元に置いておきたくて……


「…私は、我儘か」


ぽつりと溢れる言葉。

何が返るでもなく、静まり返った部屋。





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